サウンドデザインとは映像をより魅力的にするための「音」をデザインするものです。
効果音やBGMなどを効果的に映像に取り込むことで臨場感が増し、より没入感の高い映像になります。
映像は目から入ってくる情報が多いように感じますが、耳からの情報量も多く、映像と同じぐらい「音」を作ることが大事になってきます。
効果音はArtlistかEpidemic Soundが種類が多くておすすめです!
効果音の種類
自然
風の吹く音、木が揺れる音、波の音、水が流れる音、雷など
環境
街の雑踏、食器を洗う音、人の話し声、車やバイクの走行音など
人
話し声、食べる飲む、歩く走る、顔を触る、服が擦れるなど
Whoosehes (ウーッシュ)
Whoosehesとは風切り音のことで、トランジションにも使われます。
バットが空を切る音などもこれです。
アクセント
アクセントとなる音。言語化が難しいのですが、ゲームなどの「ピコン」と言う音だったり、「カチッ」と言うスイッチの音など。
そのほか「音」として聞こえるもの全てが効果音として使うことができます。
効果音の使い方
効果音の使い方はとてもテキストでは伝えきれないのでこちらの動画をご覧ください。
BGMの効果
BGMによって映像の雰囲気や印象は大きく変わってきます。
BGMにどのような効果があるのかをご紹介します。
感情やイメージの誘導
楽しい印象にしたい時はポップな曲、不穏な空気にしたい時は暗い曲、何かに挑戦している時はアップテンポな曲。
など、その映像をどのように見せたいかはある程度BGMで誘導することができます。
BGM雰囲気やイメージを伝えるメッセージとして考えると選定しやすくなるかと思います。
マスキング
カフェの映像などで、人の話し声や食器を洗う音などを目立たなくする効果があります。
実際のカフェの音をサウンドエフェクトとして使用し、BGMを載せてあげるだけでも臨場感のある映像になります。
重要ではない音は小さめに、重要な音は大きめに聴かせてあげるようにメリハリをつけるようにするとより立体感のあるサウンドデザインになります。
BGMは映像にあったものを選ぼう
BGMは映像にあった物を選びましょう。
カフェの映像なのに、ヘビーメタルをBGMにする人はいませんよね。
カフェではジャズとかボサノバなどが聴こえてきそう。
企業のリクルートムービーでヒップホップを選ぶのも少し違うかもしれません。
チュートリアルなどの学習系の動画でアップテンポで激しい曲がBGMとして流れていたら学習に集中できなくなると思います。
BGM選びは映像の印象に大きく影響する分、選び方が本当に難しいと感じるところでもありません。
普段から色々なジャンルの音楽をなるべくたくさん聴き、音楽に慣れることが近道かもしれません。
またArtlistやEpidemic Soundの楽曲を普段から聴いておくのも良いと思います。
その際にはこの楽曲はなんというジャンルなんだろう?と言うところまで見ながら聴くと良いでしょう!
BLUE BANANA WORKS
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