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2022年4月4日 by BLUE BANANA WORKS

撮影BASIC – 基本的な撮影技術

撮影BASIC – 基本的な撮影技術
2022年4月4日 by BLUE BANANA WORKS

多くの「動画編集者」は撮影ができない
仕事として動画制作を承るなら撮影技術は必須!

撮影は撮影設計から始まります。どこからどういう風にどういう意図で撮影するのか。
しっかりと考えることで構図やライティングなども決まってきます。
さらに編集の負荷を軽減することもできますのでしっかりと準備をして撮影に臨みましょう。
ここでは基本的な撮影設計や用語の説明、構図などについて学んでいただきます。

Contents

  • 1 撮影前の準備
    • 1.1 企画・構成
    • 1.2 被写体の決定
    • 1.3 カメラポジションの決定
    • 1.4 カメラアングルの決定
  • 2 撮影技術
    • 2.1 フィクス
    • 2.2 パン・ティルト
    • 2.3 ズームイン・アウト
    • 2.4 フォーカスイン・フォーカスアウト
  • 3 構図の基本
    • 3.1 3分割法
    • 3.2 対角線構図
    • 3.3 トンネル構図
  • 4 ショットの基本
    • 4.1 ワイドショット
    • 4.2 ミディアムショット
    • 4.3 クローズアップショット
  • 5 撮影の注意点
    • 5.1 logは使わない
    • 5.2 トランジションのことは考えない

撮影前の準備

撮影設計とも呼ばれる撮影前の準備ですが、これをしっかりと行っておくと
編集が楽になったり、映像の出来栄えがよくなったりします。

企画・構成

まずは企画・構成を決めます。
目的は何か
ターゲットは誰なのか
掲載媒体はなんなのか(YouTube?instagram?webメディア?)
尺の長さはどれぐらいなのか

これらがしっかりと決まっていないと誰のためのどんな動画で何を伝えたいのかがあやふやになってしまい、印象の薄い映像になってしまいます。
特に「目的」は”楽しんでもらう”のような漠然とした目的だけではなく、視聴後にどういう行動を起こしてほしいか、どういう感情になってほしいかまで考えてみましょう!

被写体の決定

何をどう撮影したいのか、誰をどう魅せたいのか。イメージ通りに表現するにはどうすれば良いのかをしっかりと考える必要があります。
例えばビジネスマンが真面目な話しをするシーンでネクタイが曲がっていたり、ポップなお菓子が映り込んでいたら、その映像で伝えたい意図と異なってしまいます。

ファミリー向けの施設のPR動画を作るのに、子供や親が楽しそうに遊んでいるシーンがなく、施設のカットしかないというケースもあったりします。
ViProで多くの受講生の動画を添削してきましたが、被写体の選定をしきれていないケースが多くみられます!
必要なものを映して、不必要なものは映さない。当たり前のことかもしれませんが、撮影に入る前に今一度しっかりと意識しましょう。

カメラポジションの決定

カメラポジションとはカメラを構える位置です。
正面から撮影するのか、斜めからなのか、目線の高さにするのか。
選択肢はたくさんあります。
カメラポジションを決定するためには

・背景にどんなものを入れるか
・視聴者にどんな印象を与えたいか
・窓やモニターなどに余計なものが映り込まないか
・光の位置、被写体の位置は適切か

など様々な要因を考えてカメラポジションを決めましょう。
場合によってはその場所にカメラを配置できないこともありますのでカメラを配置できるかどうかも念頭に入れる必要があります。

カメラアングルの決定

カメラポジションと混同されがちですが、アングルとはカメラの角度のことです。被写体に対して真上から見下ろすように撮影する俯瞰撮影や、下から上に角度をつけて撮影するあおり撮影などがあります。
それぞれ視聴者に与える印象が違ってきます。
俯瞰撮影では視聴者が被写体を上から見下ろしているように見えるので被写体が弱々しく表現されたりします。
またハイポジションからの俯瞰撮影は状況がよく見えるので状況説明ショットとして使われたりもします。
あおり撮影は視聴者が見下されているような表現になるので、被写体の強さや威圧感などを演出できます。
基本的なアングルは目線の高さにカメラポジションを持ってきて水平アングルで撮影するものです。
落ち着いて対等な目線で視聴できるので情報がスマートに入ってきやすいからです。

撮影技術

フィクス

撮影の基本は三脚などに固定して撮影するFix(フィクス)
映像に落ち着きがあり観やすい映像になります

全ての撮影の基本となるのが固定撮影 フィクスです。
フィクス撮影は落ち着いた安定感のある客観的な画になります。
カメラを動かさないので手ブレの心配もなく、ISO感度やF値を変更する必要が少なくホワイトバランスの崩れなどが起こりにくいのが特徴です。
カメラの水平器などを活用し、しっかりと水平を取って撮影しましょう!

 

パン・ティルト

撮影技法の1つでカメラを水平方向または垂直方向に移動させる技術です。
水平方向をパンと呼び、垂直方向をティルトと呼びます。

素材としての使いやすさを考えて、パン・ティルトの前後には数秒間のフィクスを入れましょう。
急激にカメラを動かすと観にくいので、パン・ティルトの開始と終了は徐々にスピードを変化させるようにしましょう。
始まりと終わりで画面の明暗が変わってくる場合があるのでISOなどはマニュアルに設定した方が自然に見えます。

パン
パンは広い風景などの広大さを表現したいときや視線を横に誘導したい時、水平に移動する被写体を追いたい時なんかに使われます。
パンは人間の習性上、原則的に左から右に移動させます。

ティルト
ティルトはビルなどの縦長の被写体の全体を見せたい時や人物のディテールを全体的に見せたい時に使われます。

 

ズームイン・アウト

ズームレンズを使って焦点距離を変えることをズームイン・ズームアウトと言います

広角から望遠へ焦点距離を変えるとズームイン、望遠から広角へと焦点距離を変えるとズームアウトとなります。
風景などを長時間映すような単調になりがちな映像の場合はゆっくりとズームすることで動きのある映像になります。
ズームアウトする際に広角側で不要なものが映り込まないように注意しましょう。
スムーズなズーミングを心がけましょう。
編集時に素材のスケールを変えることで擬似的なズームを演出することも可能です。
無闇に使わず意図を持ってズームを使いましょう。

ズームイン

・被写体のディテールを見せたい時
・視線を誘導してズームする先を見て欲しい時
・集中や緊張

ズームアウト

・被写体と全体の関係性を説明
・視線の集中を解きたい時
・正体の開示や種明かし

 

フォーカスイン・フォーカスアウト

ピントの合う点を意図的に変える撮影技法です
見せたいところを意図的に操作し強調する方法です

ボケた状態から徐々にフォーカスを合わせることをフォーカスイン
フォーカスが合っている状態から徐々にボカすことをフォーカスアウトと言います。

フォーカスインの効果

・被写体の強調
・思い出す
・夢から覚める

フォーカスアウトの効果

・集中からの解放
・意識が遠のく
・忘れる

 

構図の基本

動画の制作ではフレームに収めるあらゆるものが何かを語る存在になります。
カメラのアングル、焦点距離、被写体距離を調整して構図を定めることで視聴者に思いを伝えましょう!

3分割法

フレームの縦方向と横方向をそれぞれ 3 つに分け、線が交差する位置に被写体を配置します。
この手法は、視聴者の視線を主題へと導くうえで有効です。

対角線構図

被写体を対角線上に配置して撮影します。
立体感や奥行き感を演出したい時に使います。

トンネル構図

被写体のまわりを囲むことで「被写体を強調させる」ことができる構図です。

 

ショットの基本

基本の三つのショットをご紹介します。
寄りや引きで伝えられる情報、与える印象が大きく変わってきます。

ワイドショット

画面内の情報量が多いので視聴者に今どういう状況かということを伝えるのに役立つショットです。
世界観を伝えるのにも向いています。

ミディアムショット

人物の表情や仕草がよく見え、視聴者の関心を集中させることができます。
頭の先から腰ぐらいにかけて写っていればミディアムショット、下記のサンプル写真はバストアップショットとも呼ばれています。

 

クローズアップショット

背景の情報はほとんどないので、会話の内容や今何をしているのかという限定された内容だけに絞って伝えることができます。

 

撮影の注意点

logは使わない

カメラによってはlog撮影というものがあります。
SONYのα6000シリーズやα7シリーズにはS-log、FujifilmにもF-logというものがあります。
logは取り扱いが難しいものが多く撮影ミスが起こるリスクがあります。
“まずは”logは使わずに初期設定で撮影することをオススメします(個人的に練習するのはOKです)!

トランジションのことは考えない

動画を始めたての頃はカメラをビュンビュン動かしたり、おしゃれなエフェクトをかけてかっこよくしたいという気持ちも出てきますが、まずはトランジションやエフェクトのことは考えずにしっかりと綺麗な映像を作ってあげることが重要かなと思います。
トランジションやエフェクトは基礎ができてからの「味付け」程度に考えた方が”視聴者の”満足度の高い映像が作れます。

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